①サン描画製版
②スクリーン印刷
個人用スクリーンキット
■品№ 216-461
■品名 個人用スクリーンキット サン描画セット
■価格 2,970円(10%税込)
■説明 このセットと絵の具さえあれば、ハガギサイズの作品が簡単に作れます。年賀状やグリーティングカードを作って、親しい人に送りましょう!
■セット内容 スクリーンわく標準判2枚(テトロン180メッシュ)、紙製スクィージー(乳剤塗布用) 、スクィージー樹脂製標準判用、サン描画乳剤(20mL)、サン描画剤(10mL・ペンタイプ各1)、面相筆(1本)、サン描画用洗い油(20mL)、刷り台(ピン付)、説明書付
スクリーンわく 標準判
■品№ 216-454
■品名 スクリーンわく 標準判(テトロン180メッシュ)
■価格 517円(10%税込)
■説明 サン描画に適したテトロン180メッシュのスクリーンで、ハガキサイズの版が作れます。(スクリーンわくは、他にも種類を取り揃えておりますので、カタログをご覧ください。)
サン描画剤
■品№ 216-468
■品名 サン描画剤(ペンタイプ 10mL)
■価格 319円(10%税込)
■説明 直接スクリーン表面に描画し、仮目止めの役割を果たします。使いやすいペンタイプです。
■品№ 216-464
■品名 サン描画剤(液状タイプ 10mL)
■価格 308円(10%税込)
■説明 直接スクリーン表面に描画し、仮目止めの役割を果たします。液状タイプで筆を使用しているタイプです。(単品でも10・50・100mLの3種類があります。)
面相筆
■品№ 516-606~608
■品名 面相筆上製 小・中・大
■価格帯
(小)550円・(中)737円・(大)913円(10%税込)
■説明 液状タイプに使用する細めの筆で、サン描画に適した細かい表現が可能です。描画する時は下絵を置き、その上に割りばしなどでスクリーンを少し浮かせて描きます。
サン描画乳剤
■品№ 216-474
■品名 サン描画乳剤 20mL
■価格 363円(10%税込)
■説明 スクリーンの裏面に塗ることで、描画部以外を完全に目止めさせます。水性、油性など・・・の様々なインクが使用できる非常に強い乳剤で、大量印刷にも耐えることができます。(単品でも20・60・100mLの3種類があります。)
スクィージー樹脂製
■品№ 216-361
■品名 スクィージー樹脂製 標準判用 1個
■価格 66円(10%税込)
■説明 主に印刷の時に使用しますが、乳剤を裏面に塗布するのにも使います。乳剤を塗る時は、塗りむらが出ないようになるべく1回でスクリーン全体に均一に塗ります。また、スクィージーはゴム製など他の種類も取り扱っております。
サン描画用洗い油
■品№ 216-481
■品名 サン描画用洗い油 20mL
■価格 242円(10%税込)
■説明 仮目止めしておいた描画部(描画剤)を除去し、インクが通るようにするための洗い油です。筆にたっぷり洗い油をつけて表面の描画部をこすります。色が変わったら裏側にして布などできれいに拭き取り、はがれた乳剤の膜を取り除きます。これでシルクスクリーンの版が完成します。(単品でも20・100・250・500mLの4種類があります。)
イージー刷り台
■品№ 216-098
■品名 イージー刷り台 標準判用 ピン2本付
■価格 517円(10%税込)
■説明 ハガキサイズの印刷に最適な刷り台で、スクリーンわくがピッタリ入るようにしてあります。刷る時はスクリーンを2ミリくらい浮かせてください。溝にわくをはめ込みピンで止めます。
アドバイス 作品の作り方 (版をつくろう!)
1.サン描画剤で絵を描く。
下絵を基に描画剤でなぞります。この時スクリーンは必ず下絵と離してから描いて下さい。また、スクィージーの幅を考慮に入れスクリーンの枠の内側約1㎝空けて描画して下さい。光に透かしてちゃんと塗りつぶされてるか、確かめながら描くときれいに仕上がります。
2.乳剤を裏面に塗る。
描画剤が完全に乾いたら、スクリーンを裏側にして片方の木枠一辺に乳剤をのせます。60度ぐらいにスクィージーを倒し、乳剤をもう一方の端まで一気に引っ張り均等に塗ります。隙間があいたら軽くもう一度塗り全面に塗れたらドライヤーなどで乾燥させます。
3.描画剤を洗い落とす。
完全に乳剤が乾いたら、スクリーンを表にして洗い油を筆につけて描画部をこすります。目に詰まっていた描画剤が溶けたら、裏側にして布などで強くこするときれいに膜が剥がれていきます。光に透かしてみて完全に絵の部分が透き通って見えれば完成です。
アドバイス 作品の作り方 (印刷してみよう!)
サン描画スクリーンの版は、非常に強いのでインクは何でも良いのですが、堅さを調節する必要があります。
1.絵の具を用意する。
①水彩絵の具やアクリル絵の具、ポスターカラーなど
・工作のりかアクアメディウムを混ぜてインクに粘りを持たせ、扱いやすくします。
・対象…紙
・比率…絵の具1:工作のり1:絵の具1:アクアメデイウム1 (それぞれ堅さによって調整します。)
②油性スクリーンインク
・ドライゾ-ルを混ぜてインクを柔らかくし、洗う時にも使用します。比率は堅さによって調節します。
・対象…主に紙
・油性インクは、耐光性が良く色鮮やかで多色刷りに向いています。
③水性スクリーンインク
・少量の水で調節します。また、水性は目詰まりを起こしやすいので目詰まり防止液を3%混ぜます。
・対象…紙、布、Tシャツなど
・布やTシャツなどに印刷することができ、水で洗い落とせます。
2.スクリーンを刷り台にセットする。
スクリーンわくは、隅の方に乳剤が塗られていない部分があるとインクが漏れるのでマスキングテープで止め、手前になる方に刷り台とスクリーンとの間に、2~3ミリの間隔を空けるため厚紙などをつけます。イージー刷り台は標準判のスクリーンがぴったりはまるようになっており、ピンでしっかり止めます。(刷紙は、一定の場所に置くことができるように刷り台の上に色テープで見当をつけると便利です。)
3.絵の具をのせて印刷する。
① 紙をセットします。
② スクリーンの奥の方にインクをのせます。
③ スクィ-ジーを45度に傾け、圧力をかけて素早く手前にひきます。
④ スクリーンを上げ、そのままでインクを奥の方に返します。
⑤ 刷られた紙を抜き、また新しい紙をセットします。
⑥ この順番をくり返します。
【注意事項】 インクを返す時は、引く時と同じ角度で返し、絵の部分にインクがのったか確認します。このインク返しは、目詰まりを防ぐ役割があります。
豆知識 うまく刷れない時の原因
●インクが軟らかすぎると裏に漏れたり、紙にベトついてしまいます。
●インクが堅すぎると、目を通りにくくなってしまい、刷紙にインクが落ちません。
●スクリーンが凹凸になっていると、インクが刷り紙に均等につかなくなります。
●スクリーンの目がきれいに抜けていないとインクが通らなくなります。
●刷り台とスクリーンに2~3ミリの隙間があいていないと、スクリーンに刷り紙がくっついてしまいます。
豆知識 Tシャツなど布に刷るときは
●布がしわにならないようにピンと張ることが大切です。
●平な板にスプレーのりをして、布を張ります。
●カタログにはTシャツ専用のシルク製版機や印刷機、インク等も扱っております。インクは布専用のものを使います。
アドバイス 作品の作り方 (多色で刷ってみよう!)
絵の具をのせて印刷する
① 色分けした下絵を用意をします。
② 下絵を刷り台に固定します。
③ スクリーンわくを刷り台に取り付けます。
④ スクリーンわくは色数だけ必要です。
⑤ 全て同じ位置にくるように見当をつけます。
⑥ 下絵を見ながら色ごとに、描画剤でなぞります。
⑦ それぞれ版を作ります。
⑧ インクを作ります。
⑨ 見当をつけた所に版を固定して刷ります。
⑩ 色の薄い版から順に刷ります。
⑪ 刷ったものを完全に乾燥させます。
⑫ 2版目からは、ずれを調節しながら刷ります。
※ 多色刷り用に作った版です。Tシャツなどの部分を明るい色にしたかったのでこの版から刷りました。
豆知識 その他のシルクスクリーン
感光スクリーン | 最も細かい表現が可能な写真現像の原理を使った技法。 |
切り抜きスクリーン | 原紙を貼り付け絵柄をカッターで切り抜くシャープな技法。 |
ニュー切り抜きスクリーン | 原紙を切り抜いてから版に貼る単純な技法。 |
切り抜きタックスクリーン | カットした絵を色別に剥がして刷る一版多色刷り技法。 |
豆知識 サン描画スクリーンとの比較
製版の難易度 | サン描画はカッターなどの用具を必要としないので、切り抜きよりも簡単ですが、仕上がりのシャープさは切り抜き法が優れています。感光法は、多少の時間と注意を要します。(乳剤の調合や感光時間) |
インクの適合 | サン描画、感光スクリーンはほとんどのインクに合いますが、切り抜き・ニュー切り抜きスクリーンは水性に弱く、切り抜きタック・感熱スクリーンは、油性インクには向きません。 |
スクリーン生地 | 種類としてシルクとテトロンがあり、サン描画スクリーンはシルクの目の粗いものは使えません。感光スクリーンは両方使えますが、目の粗いものは使えません。アイロン接着の原紙を使った切り抜き法は、化学繊維のテトロンなどは使用できません。 |